裏内庭の場所!ツボが痛い原因は何?

ツボの名称

胃痛、嘔吐、下痢・・・

どれも体力を奪われ、
日常生活に支障を来たす辛い症状です。

そんな時には胃腸の不調やつわりなどによい
言われている
裏内庭」のツボがおすすめです。

でも、違った場所を刺激したり
やり方を間違えると、
何の効果も感じられないかもしれません・・・

そこで今回は

  • 裏内庭のツボの位置!場所の確認
  • 裏内庭のツボが痛い!原因は?
  • 裏内庭のツボはどんな時に効果的なの?

など、裏内庭のツボについてご紹介していきます。

妊婦さんのツライつわりにも良いので、
ぜひ参考になさってくださいね。

裏内庭の概要!どんな症状におすすめ?

そもそも「裏内庭」って、
あなたは聞いたことがありますか?

なんだか聞いたことのない
地味なツボですが、実はすごいんです!

裏内庭のツボは

  • 胃痛、胃のむかつき
  • 嘔吐
  • 下痢

などに対して絶大な効果を発揮しますので、
食中毒やつわりで上記の症状が出て辛い時には
特におすすめ
です。

裏内庭の読み方とは?英語での表現も

裏内庭と書いて「うらないてい」と読みます。

英語では特に単語として裏内庭にあたるものは
無いようなので、”uranaitei” とローマ字表記で
大丈夫です。

裏内庭の名前の由来とは?

ズバリ、「内庭の裏側にあるから裏内庭」です。

人体には気・血・水の通り道である
経絡があります。

内庭というツボは胃の経絡上にあって
胃関連の不調に効果があると言われています。

対して、その裏側にある裏内庭は経絡上にはなく、
胃痛、食中毒、などの特定の症状に効果を表すツボ
と言われています。

裏内庭のツボの位置!場所を確認

裏内庭のツボは、足裏にあります。

足裏の人差し指付け根の少し下あたりです。

裏内庭の場所の見つけ方動画がありますので
参考にしてみて下さい。

裏内庭のツボの探し方は?

裏内庭のツボの場所は、

  1. 足の人差し指の裏側で一番盛り上がっている
    ところに墨やペンで印をつける
  2. 人差し指を足裏の方に曲げた時に、その印が
    ついた場所(足裏)が裏内庭である

というのが一般的な探し方です。

簡単ですね。

裏内庭のツボが痛い!原因は?

裏内庭のツボは胃腸の不調のバロメーターです。

胃腸の調子芳しくなかったり、
つわりや食中毒状態になっている時は
押すととても痛いです。

裏内庭を押してみたら痛くて、
それが単なる暴飲暴食が原因の胃痛
あったりする場合は、
普段の生活を見直して少し胃腸を休めて下さいね。

つわりや食中毒は、放っておくと
重篤な状態になってしまうこともあるので
躊躇せず病院に行くことをおすすめします。

裏内庭のツボはどんな時に効果的なの?

裏内庭のツボは主に

  • 胃腸の痛み
  • 嘔吐
  • 下痢

などに非常に効果があります。

耐えがたい胃腸の痛みや食中毒は、
時に命に関わることもあるので、
速やかに病院で受診する必要があります。

ただ、病院にたどり着くまでの間、
少しでも痛みや吐き気を和らげるには
裏内庭を刺激するのが
よいでしょう。

1.つわり時の吐き気

つわり時の吐き気は本当に辛いですよね。

裏内庭のツボは、つわり時の吐き気に効果を
発揮しますので、気持ちが悪くなったら
裏内庭を優しく押してみて下さい。

刺激が強すぎるとお腹が張ってきてしまうことも
ありますし、特に妊娠初期はデリケートな時期
ですので、あくまで優しく刺激して下さい。

お灸をするのもよいでしょう。

ただ、妊婦さんは指圧もお灸も、
やってもいいかどうか一度産婦人科の先生に
お伺いして、OKが出てからにして下さいね。

それと、もうひとつ。

これはおばあちゃんの知恵ですが、つわりの時は
裏内庭に米粒を貼っておくとつわりが楽になる
そうですよ。

ぜひお試し下さい。

2.腸の調子を整えたい時

季節の変わり目や忘年会シーズンなどに
腸の調子を崩す方は結構多いですよね。

そんな時は裏内庭を押したらかなり痛いと
思いますが、少し強めの圧で押してあげると
腸の調子が整うでしょう。

腸の調子を崩しそうなシーズンには、
毎日お灸をするのもオススメです。

3.下痢が続く時に

下痢も、胃腸の不調の中では特に辛い症状の
ひとつですね。

裏内庭は食あたりや食中毒の時の下痢に効果が
ありますので、腸の不調の時と同様、
少し強めの圧で押してみてください。

お灸をするのもよいでしょう。

4. 腹痛の緩和に

食べ物があたってしまう他にも、ストレスや緊張、
冷えなどから急にお腹が痛くなってしまうことが
あります。

痛くてうずくまっているよりは、まず裏内庭。

裏内庭への刺激で腹痛を和らげてあげましょう。

裏内庭にはお灸・鍼・マッサージどれがいいの?

裏内庭への刺激を必要とする時は、
その時点で既に相当お腹が痛かったり、
下痢や嘔吐の辛い症状が出ていることが多いです。

そんな時は、もちろん
一刻も早く病院に行った方がいいですが、
とりあえずの応急処置的な意味で、
手やマッサージ棒などで裏内庭を押してみて
ください。

手軽な方法ですが、
少しは辛さが和らぐと思います。

鍼は的確にピンポイントで裏内庭を刺激して
くれますが、自分ではできないので
鍼灸院に行く必要があります。

また、お灸は自分でもできますが、
足の裏というかなりやりにくい場所柄
妊婦さんや股関節のかたい方は
ご家族にやってもらうのがいい
かもしれませんね。

必要に応じて、ご自分に合った方法で
裏内庭を刺激してみて下さい。

裏内庭へのお灸!正しいやり方を解説

裏内庭の位置はもうわかりましたね。

では、裏内庭へのお灸のやり方について
もう少し詳しくご説明します。

胃痛、下痢、嘔吐などが酷い時は、裏内庭に
お灸をしても熱さを感じません。

そこで、裏内庭にお灸をする時は、男性は
左足から、女性は右足から、熱さを感じる
ようになるまで何度でもしてください。

熱さを感じても必ず3壮はしてください。
(注:「壮」とはお灸の数え方の単位です)

熱さを感じるようになると、
急に症状が楽になってくるタイミングがあります。

そのタイミングが来るまで
お灸をし続けて下さい。

解説動画がありましたので、ご覧下さい。

まとめ

以上が裏内庭のツボについての解説でした。

「そういえばココ、
リフレクソロジーのサロンで
グイグイ押されたら痛かったわ!」

なんて思い出した方もいらっしゃるのでは?

では、もう一度、軽く復習しておきましょう。

裏内庭のツボは・・・

  • 位置は足裏、人差し指の付け根から
    少し下がったところ
  • つわり、腸の不調、下痢、腹痛などに
    効果がある
  • 刺激はお灸、鍼、マッサージどれでも
    よいが、妊婦さんは要注意
  • お灸は熱さを感じるようになるまで
    何度でもやる

いかがでしたか。

もし急な腹痛が襲ってきた時などには
ぜひ、この記事を思い出して、
焦らずに裏内庭を刺激して
不快感を和らげてみてくださいね。

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