咳を止めるツボ!正しい位置の見つけ方は?

悩み別

「咳が止まらず苦しい」
「のどがイガイガする」
「風邪は治ったのに、咳だけ長引いている」

そんな日が続くと
肩が凝ったり、睡眠不足になったり
他にも影響が出てしまいますよね。

さらに、何もケアをせずに放っておくと
咳ぜんそくや気管支炎などの
病気を引き起こしてしまうかもしれません。

でも、ツボをお灸やマッサージで刺激すると
つらい咳の症状が和らぐことがあるんです。

そこで今回は、
咳を止める効果のあるツボを選んでみました!

  • マッサージの方法
  • 子供や妊婦の咳に効くツボ

もご紹介していますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

咳が止まらない!咳を止める鎮咳のツボの探し方とは

咳やのどの痛みに効くツボの中から
代表的なものをご紹介します。

どんな方でも見つけやすいツボなので、
咳が辛いときは試してみてくださいね。

1.咳を止める足裏にあるツボ

止まらない咳や、風邪の症状に効くのが
「湧泉(ゆうせん」というツボ。

疲労回復やストレスなど、
さまざまな効果のある万能ツボです。

足の裏を3等分したとき、
上から約3分の1のところにあります。

湧泉の位置は肺や気管の反射区でもあるため、
相乗効果でつらい咳をやわらげてくれます。

※反射区とは
手のひらや足裏にある、内臓や各器官につながる
末梢神経が集中している場所のこと。
リフレクソロジーに用いられます。

2.咳を止める背中にあるツボ

咳が止まらず息苦しいときは、
背中にある「肺兪(はいゆ)」というツボ
触れてみてください。

背骨と肩甲骨のちょうど中間にあります。

肺の調子が悪くなっていると、
ここが硬くなり、背中がこわばります。

肺兪をお灸であたためるだけで、
こわばりが抜け呼吸がしやすくなりますよ。

3.咳を止める手にあるツボ

手にあるツボなら、
「魚際(ぎょさい)」がおすすめ。

手のひら側、
親指のつけ根のふくらみの手首よりにあります。

風邪や喘息で咳をしすぎて疲れてしまった
喉の痛みをやわらげ、楽にしてくれます。

4.咳を止める耳のツボ

耳にはたくさんのツボがあると知られていますが
咳におすすめなのは
「肺(はい)」「気管(きかん)」の2点

耳穴の横、くぼみの真ん中あたりにあります。

肺は呼吸を整えて咳を止めてくれる効果があり
気管は気管を広げ呼吸を楽にしてくれます。

この2点はとても近い位置にあるので、
指でぎゅっと押してみてくださいね。

5.咳を止める首や鎖骨にあるツボ

のどが痛くてつらいときは
「天突(てんとつ)」を押してみましょう。

左右の鎖骨のちょうど真ん中にあります。

とてもデリケートな部分なので、
指で押すよりもお灸で温めるのがおすすめです。

咳を止めるツボにはお灸がおすすめって本当?

咳がのどの痛みが辛いときは
身体が緊張状態になり、筋肉がこわばってしまっています。

そんなときは、お灸で温めるのがおすすめ。

お灸は、熱刺激で気の巡りを良くして
血液循環を改善し、免疫力を上げてくれます。

手や腕にあるツボへのお灸は
ご自身でもやりやすいと思うので
ぜひ試してみてくださいね。

お灸をするだけでフッと力が抜けて
呼吸がしやすくなるはずです!

咳のツボの押し方!すぐできるマッサージ法は?

お灸をするのが難しいツボや
すぐにお灸ができない状況では
指でのマッサージでも十分な効果があります。

ツボの位置を触ってみると、

  • 少しカサカサしている
  • へこみを感じる
  • 硬くなっている

などの変化を感じられるポイントがあります。

それが、肺や喉の不調のサイン。
軽く押すと「気持ちいいな」と感じられるはずです。

手や足のツボは親指で

手や足のツボは、親指の腹で押します。

「痛気持ちいい」くらいの強さ
ゆっくりと圧を加えましょう。

1回1〜2分程度が目安。
くれぐれも無理をしてはいけません!

3本指でマッサージしてもOK

親指だと痛いときや、腕や足のツボを押すときは
指でやさしくマッサージするだけでも大丈夫!

人さし指・中指・薬指の3本で
さするようにマッサージしたり
少しだけ力を入れて揉んでみましょう。

寝るときの辛い咳おすすめのツボは?

夜も咳が止まらず眠れない…

そんなときには、腕にあるツボ
「尺沢(しゃくたく)」がおすすめ。

肘を曲げたときにできるシワの上の方にあり、
咳が辛いときに押すと痛みがあります。

肺に関係のあるツボで、
咳やのどの腫れに効果があります。

また、尺沢から指4本分下がった位置にある
「孔最(こうさい)」も同じく咳に効くツボ。
併せてお灸やマッサージをすると効果がアップします!

子供の咳におすすめのツボは?

お子さんの咳は、お父さんお母さんからしたら
とっても心配ですよね。

子供の咳にも「天突」「肺兪」が効きますが、
咳が止まらず苦しそうにしているときは
「天柱(てんちゅう)」がおすすめ。

首の後ろ、うなじ辺りのくぼみが天柱の位置。

お灸で温めるのが一番効果的ですが、
お子さんがじっとしていられない場合は
マッサージでも大丈夫。

首を軽くつかむように、
親指と人さし指で優しく押してあげてください。

妊婦の咳におすすめのツボは?

妊娠中は免疫力が下がるため、
ウイルスなどの感染や空気の乾燥の影響を受けやすく
咳が出てしまう方がいらっしゃいます。

むやみに市販薬を飲んだりできないので
重症化しやすいのが特徴です。

そんな妊娠中の咳は、
「咳喘点(がいぜんてん)」という手のツボで和らげましょう。

手のひら側、
人さし指と中指の付け根の間にあります。

手のツボなら、身体を動かすのが辛いときも
気軽に押せますね。

同じく手にある「魚際」と一緒に
反対の親指でマッサージしましょう。

もちろんお灸でも効果がありますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、

  • 咳を止める5つのツボ
  • 咳を止めるツボにはお灸がおすすめ!
  • ツボのマッサージは親指と3本指で
  • お子さん・妊婦さんにもおすすめのツボ

という内容をご紹介しました。

お灸は症状を和らげてくれるだけでなく
身体をじんわり温め、軽くしてくれます。

「咳が止まらず眠れない」
「のどが痛くて喋るのもつらい」

そんなときは、ぜひツボを見つけて
お灸やマッサージをしてみてくださいね。

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