腰痛にお灸!おすすめのツボの場所とやり方

悩み別

国民の80%が一生に一度は腰痛を経験する
という現代日本ですが、実は・・・

腰痛経験者の47%は明らかな問題が見当たらない
(引用 : 公益社団法人日本理学療法士協会『理学療法ハンドブック シリーズ③腰痛』)

なんと腰痛経験者のうち47%もの人が
原因不明の腰痛に悩まされているのです!

そんな原因不明の腰痛にも、
原因がわかっている腰痛にも、
ツボのマッサージやお灸はおすすめです。

でも、ツボの場所とやり方を知らずにやって、
かえって腰痛が悪化してしまっては大変!

そこで今回は

  • 腰痛のお灸におすすめのツボ5選!
  • 腰痛にお灸!市販のものでOK?
  • 腰痛のツボの押し方!マッサージの方法

など、腰痛におすすめのツボの場所と
やり方について詳しく解説します。

ぜひ参考にして、辛い腰痛を和らげてくださいね。

腰痛のお灸におすすめのツボ5選!場所と探し方

腰痛を感じている時、私たちの身体は腰周りの
血流が滞り、巡りが悪くなっています。

腰痛に効果があるとされるツボを刺激することで、
腰周りの血行が良くなり、筋肉がほぐれます。

冷えも解消され自律神経も整うので、
自然と腰痛が楽になってきます。

1.腰痛のおすすめのツボ!手にあるのは?

手にあるツボは、いつでもどこでも簡単に
刺激できるので、知っておくと便利ですよ!

合谷(ごうこく)

・・親指と人差し指の骨の付け根の
やや人差し指よりのくぼみ。
万能ツボなので、腰痛以外の症状にも。

腰腿点(ようたいてん)

手の甲の人差し指と中指・薬指と
小指の骨の付け根のくぼみ。
腰痛点とも言い、急性の腰痛にも。

2.腰痛にオススメのツボ!おしりにあるのは?

おしりは腰に一番近い部位なので、
おしりのツボは腰痛にダイレクトな効果
もたらします。

普段から拳でおしりをトントン叩いて
筋肉をほぐしておくと、腰痛予防にもなりますよ。

承扶(しょうふ)

左右のおしりと太ももの境目の溝の中央。
座骨神経痛に

臀中(でんちゅう)

左右のおしりそれぞれの中央のくぼみ。
腰の痛みやだるさに

環跳(かんちょう)

おしりの両脇で、立った時に少し
くぼむところ。
腰の痛みやだるさに

上髎(じょうりょう)

おしりの中央仙骨部の一番上のくぼみ。
慢性の腰痛に

3.腰痛にオススメのツボ!足首にあるのは?

崑崙(こんろん)

外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
腰痛、ぎっくり腰、座骨神経痛に

太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
腰痛、腰の冷えに

崑崙と太谿は、足首をつかんで両方同時に
刺激することができます。

4.腰痛にオススメのツボ!足裏にあるのは?

湧泉(ゆうせん)

足指を内側に曲げた時にできる「人」の字の
シワのくぼみ。
全身の血行を良くし、
腰の重だるさ、疲れを緩和します。

5.腰痛にオススメのツボ!膝にあるのは?

委中(いちゅう)

膝の裏のシワの中央。
急性の腰痛や座骨神経痛に効果があります。
腰痛予防にもおすすめです。

腰痛にお灸!市販のものでOK?やり方を紹介

ツボを温めることで血行を良くし筋肉をほぐす
効果のあるお灸は、腰痛の緩和には最適です。

お灸が初めての時や、症状的にセルフでやることに
不安がある場合は鍼灸院で施術していただくことを
おすすめしますが、市販のものを使ってセルフで
やることも可能
です。

今はお灸の種類も豊富で、
インターネット通販、ドラッグストア、
100均などでも手軽に購入できますので、
お好きなものを選ぶのも楽しいですね。

下の動画のような変わりダネもありますよ!

ぎっくり腰の時には腰周りへのお灸は厳禁です。ぎっくり腰は患部を冷やすのが原則なので、お灸で患部を温めてしまうと神経が刺激されかえって症状が悪化してしまいます。ぎっくり腰の時には患部から離れた崑崙のツボにお灸をしましょう。

腰痛のツボの押し方!マッサージの方法は?

腰痛のツボは全身に分布しています。

ツボのマッサージの仕方は「必ずこうしなければ
ならない」というものはありませんが、

  • 指で押す・揉む
  • さする
  • 楊枝でツンツンつついて刺激する
    (手におすすめ)
  • 拳でトントン叩く(おしりにおすすめ)
  • ゴルフボールを転がす(足裏におすすめ)

など、いろいろな方法がありますので、適宜
やりやすい方法でマッサージしてください。

押す場合は、3~5秒少し強めの圧でゆっくり
押して離すを何度か繰り返します。

腰痛のお灸!悪化しないために注意することとは?

お灸に無理は禁物です。

最初は1日1回、ツボ1~3カ所くらいから
始め、様子をみましょう。

熱いと感じたら我慢せずにすぐはずします。

頑張ってやり過ぎてしまうと「灸あたり」といって
発熱やだるさが生ずることがあります。

所謂、好転反応のような状態ですが、
その時はお灸は数日休みましょう。

火の元とやけどには十分気をつけて
おしりなどの自分ではやりにくい部位は、
家族に頼んで手伝ってもらうのがよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

腰痛にお灸、いい選択だと思いませんか?

では、もう一度おさらいしましょう。

  • 腰痛の時にお灸をすると血行が良くなり
    筋肉がほぐれ、痛みが和らぐ
  • 腰痛にお灸は最適
  • 腰痛のお灸は市販のものでもOK
  • お灸は無理をせず様子をみながら少しずつ

デスクワークでの慢性的な腰痛も急なぎっくり腰も
お灸で優しくケアして楽になるとうれしいですね。

毎日でなくてもよいので、
ぜひ、お灸を習慣にしてみてくださいね。

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