風邪を引いてしまった時、
できれば薬に頼らず身近な方法で
対処したいものですね。
そこで今回は、風邪に効果のある
ツボを探してみました。
風池は風邪予防のツボとしても活用されます
(引用元:せんねん灸)
上記引用に書いてある通り、風池というツボは、
風邪によく効くツボと言われています。
風邪を早い段階でも治せますが、場所が間違って
いると効果がなく風邪が悪化するリスクも。
そこで今回は、
- 風池の探し方
- 風地の効果
- 風地のマッサージ・お灸・鍼のおすすめ
- 風地を押す際の注意点
についてご紹介します。
元気に過ごすための備えとして、
しっかり風地を把握しましょう。
風池はどんなツボ?効能や概要を紹介
風地は、風邪の他にも
肩や首のこりにも効果があります。
デスクワークの多い現代人には嬉しいですね。
また、神経が集中している首にあるツボなので、
体のあらゆる場所に効果を発揮します。
風地を刺激すると、首筋から頭の血行が良くなり、
頭痛の緩和・眼精疲労や背中の痛みの軽減など
副次的効果も多くあります。
風池の読み方!英語では何という?
風池は、(ふうじ)と読みます。
英語では、GB20と呼ばれています。
風池の名前の由来!どんな意味がある?
風池の「風」は、風邪がこのツボから入りやすい
ことから付きました。
池は、ツボの部分が池の様に凹んでいることから
池と付きました。
この2つの漢字で風池と言うようになりました。
風池の場所はどこ?位置を確認
うなじの中心から左右にある窪みが風池です。
丁度うなじの生え際から真横にあります。
風池のツボ探し方のポイントとは?
首の後ろにある筋に指を置き、
うなじまでずらします。
次に、うなじから左右に指をずらし、
窪んでいる部分が風地です。
風池が押すと痛い!どんな原因がある?
風池が痛い原因は様々です。
一般的には、こりによる筋肉の緊張です。
しかし、粉瘤・リンパ管の炎症・脂肪腫・リンパ腫瘍
の場合は病院で診断を受けることをおすすめします。
いずれも、ツボや首にしこりや盛り上がりが
見られるのが特徴です。
風池のツボにシコリ!腫れているのはどんなサイン?
この場合は、上記でもお伝えしましたが、
病院でまずは腫れている原因を明らかにしましょう。
勿論、命に関わるようなものは少ないですが、
悪性リンパ腫という比較的稀なガンが風池の
腫れの原因の1つとして存在します。
なんにせよ、首は体の重要器官です。
腫れているという事は、何らかの不調があります。
原因の特定、効果があるならお灸や梁を施しましょう。
風池のツボはどんな症状に効果的?
体の様々な場所に効果のある風池。
具体的にどのような効果があるのか6つ紹介します。
①めまいがする時に
めまいがしたときはまず椅子に座りましょう。
その後、親指で風池のツボを息を吐きながら
ゆっくり押します。
風池を押したら、ゆっくり息を吸いながら
押していた力を弱め、元に戻ります。
もう片方も同様に行います。
②視力回復や眼病の改善に
視力回復には、風池のツボに鍼治療を施すと
効果的です。
視力が0.03の人が1.0にまで回復したという前例も
あります。
つまり、眼鏡の着用が必要だった人が、
眼鏡が無くてもはっきり小さい文字が見えるほど
回復しているのです。
他にも、目の疾患にも効果があるので目が悪い
人は、鍼灸院で鍼治療を受けてみては
いかがでしょうか。
③肩こりや頭痛の改善に
風池の効果は、肩こりと頭痛にもありますが、
同時に首コリにも効く便利なツボです。
体の緊張を解き、首と肩の筋肉を弛緩させることが
できます。
また、血行を改善することで、片頭痛や緊張性の頭痛
にも効果があります。
④風邪の症状に
風邪によるめまい,頭痛,鼻水に効果的です。
また、首の血行が良くなることで体の免疫を
強くすることもできます。
風池の風邪悪化を防止する効果は、この免疫を強くする
効果のお陰です。
⑤不眠症に
体の緊張を解く風池は、リラックス効果があります。
副交感神経を優位にし、安眠に繋がります。
⑥二日酔いや乗り物酔いにも
背筋を伸ばし、1分ほど左右のツボをゆっくり
押します。
めまいや立ち眩みに効果がある様に、二日酔いや
乗り物酔いと言った吐き気を催す症状に効果的です。
風池のツボは、お灸・鍼・マッサージどれがおすすめ?
風池のツボは、手軽に刺激するならマッサージです。
しかし、強くもんだり押しすぎるのは
禁忌なので注意が必要です。
お灸は、髪のある場所でも使用可能な
せんねん灸の使用をおすすめします。
じんわりと温めて、熱くなったらすぐに外すのが
コツです。
鍼は、鍼灸院で鍼師にしてもらいましょう。
市販に鍼のシールがありますが、首は神経が
集中している場所ですので、必ず鍼師に
治療してもらうようにしましょう。
風池は押しすぎ注意!?その理由は?
上記でも押しすぎは禁忌と言いましたが、
理由は首の筋肉が薄く、神経が集中している
場所だからです。
あまり強く押すと神経を痛めてしまう原因になるので、
優しく押すように心がけましょう。
まとめ
風邪の他にも様々な効果がありましたね。
今回は、
- 風池は、うなじの左右の凹みにある
- 風邪・視力・肩・首こり・不眠症等に◎
- 風池のツボは強く押すのは厳禁
ということをお伝えしました。
乗り物酔いや二日酔いなどの身近な体調不良にも
効果があるので、是非お試しください。
季節の変わり目や朝夕の寒暖差などは
体調を崩しやすい時期ではありますが、
風池のツボを活用して乗り切りましょう!