妊活にお灸!ツボの場所とタイミングを解説

悩み別

少子化問題は現代日本の喫緊の課題です。

日本の出生率は年々減少している
(引用 : 厚生労働省 平成30年(2018)人口動態統計月報の年計(概数)の概況)

厚生労働省の統計によると、
平成30年の出生数は91万8397人で
前年度より2万7668人も減少しています。

一方、「妊活」という言葉がブームになるほど、
不妊に悩んだり、早く妊娠したいと望む女性が
多く存在するのも事実です。

実は、妊活には身体にも心にも
ストレスにならないお灸がおすすめです。

とは言え、正しいツボの場所やお灸をする
タイミングなど、妊活時のお灸に関する
注意事項を知らずにセルフでやってしまうと
予期せぬ事態が起きてしまうことも!

そこで今回は

  • 妊活におすすめのツボ5選と探し方
  • 妊活のお灸のタイミング
  • 妊活のお灸の口コミ調査

など、妊活にお灸を有効活用する
ための情報をお届けします。

妊活におすすめのツボ5選と探し方を紹介

まず、なぜ妊活にお灸がよいのかという解説を
している動画がありますので、見てみましょう。

東洋医学的に妊活に大切なことは、
なによりも身体(子宮)を温め、冷えを解消して
気・血・水の巡りをよくすることです。

それにより、妊活の大敵である冷え・ストレスが
緩和されて、妊娠しやすい身体になります。

妊娠してからも、お灸をすることによって
以下のような様々な効果を得られます。

  • つわりの緩和
  • 腰痛、股関節痛の緩和
  • 冷えの緩和
  • 便秘解消
  • お腹のハリの緩和
  • むくみの緩和
  • 逆子予防、治療

ただし、一般的に妊娠初期のツボ刺激は禁忌
とも言われていますので、
絶対に自己判断で行ってはいけません。

必ず産婦人科の先生に相談してください。

1.妊活におすすめのツボ!足首にあるのは?

足首の内くるぶしから指4本分上にある三陰交は、
婦人科全般の万能ツボとしても有名です。

妊娠前に三陰交にお灸をすることで身体が温まり
冷えが緩和されます。

その結果、子宮の状態・卵巣機能が整い
妊娠しやすい身体になります。

つわりや腰痛といった妊娠中の辛い症状も、
同じく三陰交へのお灸で緩和させることが
できますし、
逆子治療や出産時の陣痛の軽減にも効果がある
言われています。

2.妊活におすすめのツボ!背中にあるのは?

胃兪(いゆ)

胃の裏にあたる背骨から指2本分外側。
消化不良、食欲不振に

腎兪(じんゆ)

ウエストの一番くびれたところと背骨を
結び、その線上で背骨から指2本分外側。
生理不順、生理痛、腰痛、自律神経の調整に

どちらのツボも妊娠前・妊娠中の体調を整えるのに
よいとされています。

3.妊活におすすめのツボ!足裏にあるのは?

湧泉(ゆうせん)

足指を内側に曲げた時にできる
足裏のくぼみ。
気力体力アップ、冷え、全身の血行改善に

裏内庭(うらないてい)

足の人差し指を内側に曲げた時に、
指の先端があたるところ。
吐き気、食欲不振、お腹の冷えに

足裏のツボは血行をよくする効果が絶大なので、
妊娠前の体調を整えるのに最適です。

妊娠中は産婦人科・鍼灸院に相談しながら
お灸をするとよいでしょう。

4.妊活におすすめのツボ!お腹にあるのは?

気海(きかい)

おへそから指2本分下がったところ。
生理不順、生理痛、冷え、便秘に

大巨(だいこ)

おへそから指幅3本分下へ進み、
そこから左右へ指幅2本分のところ。
生理不順、生理痛、冷え、便秘に

中脘(ちゅうかん)

身体の中心線上、おへそから指幅4本上と
一番下の肋骨から指4本分下が交わるところ。
吐き気、食欲不振、むくみ、だるさに

関元(かんげん)

おへその中心から指4本下のところ。
生理不順、生理痛、お腹の冷え、ストレスに

お腹のツボは妊娠前・妊娠中どちらの症状にも
効果がありますが、子宮に最も近い場所なので
妊娠中はこれらのツボを押すことは避けて下さい。

5.妊活におすすめのツボ!膝にあるのは?

足三里(あしさんり)

膝のお皿外側下のくぼみから指4本下のところ。
吐き気、食欲不振、むくみ、こむらがえりに

血海(けっかい)

膝のお皿内側上端からさらに指幅3本分上。
生理不順、生理痛、腰痛に

妊娠前・妊娠後、どちらでも大丈夫です。

妊活のお灸のタイミングは?高温期にするの?

女性の基礎体温は、排卵日を挟んで「低温期」と
「高温期」に分かれ、約14日続く高温期には
黄体ホルモンが大量に分泌されます。

その期間の子宮内は、黄体ホルモンの働きにより
妊娠の継続に極めて適した環境になります。

そこで、妊活中の高温期には黄体ホルモンの分泌を
促進させて子宮内の高温をキープするために、
関元、気海、足三里、三陰交などにお灸をして
身体(子宮)を温めます。

それにより受精卵の着床を助けることが
できるので、高温期に特定のお灸をするのが
いいとされています。

尚、低温期、排卵期にもそれぞれに適した
ツボがありますので、鍼灸院で相談しながら、
適宜使い分けてください。

妊活のお灸はセルフでもできるの?

妊活のお灸はセルフでもできます

妊娠前は、生理を整えるツボや冷えを取るツボに
重点的にお灸をするとよいでしょう。

ただし、妊娠中は必ず産婦人科の先生に相談し、
許可をいただいてからにしてください。

そして、最初はセルフではなく国家資格を持ち
妊婦さんへの施術経験豊富な鍼灸師さん
施術していただくことをおすすめします。

慣れてきたら、鍼灸師さんと相談しながら
セルフで行うのもよいでしょう。

足裏や背中などのやりにくい場所は、
パートナーにお願いすると、
夫婦のコミュニケーションも深まって
一石二鳥ですよ!

妊活のお灸の効果は?口コミを調査!

実際に妊活のお灸は効果があったのでしょうか?

口コミを調査してみました!

週3回治療に通ったら3回目で変化が出て、人工授精ですぐに妊娠できました!
(引用 : yahoo知恵袋

通って2周期目で自然妊娠しました!
(引用 :  マリア堂はりきゅう自然治療院 HP)

通い始めて2ヶ月ですべての血液検査に改善が見られ、その1ヶ月後に体外受精が成功しました!
(引用: 脈診流 そあら鍼灸院 HP)

妊活中と、妊娠安定期以降に大活躍でした!
(引用 :  @cosme “せんねん灸オフ レギュラーきゅう 伊吹 “の口コミ)

妊活中にお灸をすると、
妊娠に向けて体調が整い気分もリラックス、
リフレッシュできる
ようですね!

まとめ

いかがでしたか?
妊活にお灸、意外といいでしょう!

では、もう一度おさらいしますね。

  • 妊活でお灸をすることによって、
    身体が温まって妊娠しやすい身体になる
  • 妊活におすすめのツボには妊娠前・妊娠中の
    身体の不調を改善する様々な効果がある
  • 高温期に特定のツボにお灸をすると子宮内の
    高温がキープされ着床しやすくなる
  • 妊活中のお灸はセルフでもOKだが、妊娠後は
    産婦人科・鍼灸院で相談して様子を見ながら

お灸は身体に優しく気持ちいいものです。

お灸で身も心もリラックスして、ゆったりした
気持ちで妊活に励んでくださいね。

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